リモートワーク時代の要件定義のススメ方。PMを極めた組織トップ層対談|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG
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リモートワーク時代の要件定義のススメ方。PMを極めた組織トップ層対談
2020-08-06 勉強会
こんにちは! 広報の尾崎です。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くの企業でリモートワークが導入され、デジタルシフトが急速に進みました。こうした状況下で、プロジェクトマネジメント/プロダクトマネジメントのあり方も変化しつつあります。
GIGが開催する「PM Channel」は、プロジェクトマネジメント/プロダクトマネジメントのあり方や方法を考えていく連載ウェビナー。
第2回目となる今回は、「リモートワーク時代の要件定義のススメ方」をテーマに、株式会社GIGの代表・岩上さんと株式会社時空テクノロジーズの執行役員・林さんにお話しいただきました。
本ブログではその様子をご紹介します。
※PMChannel第1回目の様子、登壇者の紹介はこちら
登壇者:
株式会社GIG 代表・岩上
株式会社時空テクノロジーズ 執行役員・林さん
要件定義とは?
要件定義とは、どのような機能や性質を備えたWebサイト/サービスを作るかを明確化していく工程です。
要件定義の流れは、以下になります。
クライアントに現状の課題をヒアリング
コンセプト設計
KPI、KGIの設定
フェーズごとにスケジュールを設定
開発環境やサーバー環境を設定
対象範囲とメンバーを構成
見積もり作成
林:「クライアントとの間に認識の齟齬があると実際に動き出した後に軌道修正が必要になり、時間も予算も余分にかかってしまいます。クライアントの要求事項を細かく引き出して明確化し、要件定義の内容には必ず確認と承認を得ることが重要です。」
要件定義の概要を説明しつつ、岩上さんと林さんのご経験をもとに要件定義のポイントなどもお話いただきました。
要件の引き出し方のポイントは?
続いて岩上さんが、クライアントから要件を引き出す際のポイントを、実際にGIGが使用しているフォーマットを例に、教えてくれました。
岩上:「GIGでは要件定義の際に、コンセプト設計やワークショップ、ユーザーリサーチなど様々な手法を使います。
プロジェクトの関係者が多い場合や、まだ作りたいものが固まっていない新規事業の場合は、1〜2時間のワークショップを数回行うことが非常に有効です。
ワークショップで出たアイディアを取りまとめ、模型を意味する『モックアップ』を作成してユーザーリサーチにかけたり、類似サービスと比較したりしながら要件定義を進めていきます。
いろんな視点でいろんな関係者の要望をヒアリングして要求を可視化することで、要件の認識を合わせることができます。」
要件定義の際に、特に気をつけるポイントは?
イベント終盤には、林さんより要件定義の際に特に気をつけるべきポイントをお話いただきました。
林:「要件定義の中でも、特に見積もり設定は難易度が高いです。制作や開発側が持っている情報の多さによって見積もりが変動してしまうため、要件定義のレビューという形で、草案をクライアントに確認してもらえると理想的ですね。
また、プロジェクト内だけでなく、プロジェクト外のメンバーに見てもらうことも大事です。サービスに詳しい第3者の視点を入れることで、より詳細な要件定義が可能になります。」
リモートワークが普及した今、『Figma』や『Slack』などのツールを使用して、オンラインでイメージを共有したり、気軽に相談したりできる環境や関係性を構築することが重要だとお二人は話していました。
要件定義のご相談は株式会社GIG
本イベントでは、要件定義の流れからオススメの本や使用ツールなどの実用的な部分まで、幅広くお話いただきました。
第3回目では、より深くDXやプロジェクトマネジメント/プロダクトマネジメントについて話す予定ですので、ぜひご参加くださいませ!
株式会社GIGは、Web制作、Webマーケティング、コンテンツ制作、サービス開発など、Web戦略をトータルで支援するデジタルコンサルティング企業です。要件定義や事業開発のご相談はお気軽にお問い合わせください。
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尾崎 莉緒
株式会社GIGの人事/広報。 2017年GIG入社。 営業→キャリアアドバイザー→2019年12月から人事になりました。 外飲みが好き。