未経験エンジニアの新人研修で意識すべきポイントと受講者目線の感想を紹介|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

未経験エンジニアの新人研修で意識すべきポイントと受講者目線の感想を紹介

2020-05-07 勉強会

こんにちは!株式会社GIG広報の尾崎です。

GIGでは毎月さまざまなテーマで勉強会を開催しています。

コロナウイルス感染抑止のため、Zoomのウェビナーモードを使用し、オンラインで実施しました。この記事ではオンライン勉強会の様子をお伝えします。

今回はクリエイティブ事業部の庄子さんと山際さん、竹内さんと高岡さんに「未経験エンジニアの教育方法&課題発表会」をテーマにお話いただきました。以下でその内容をくわしくご紹介します。

ケース1. 庄子さんと山際さんの場合

業界未経験からエンジニアとして働けるようにするために大事にした3つの教育方針

教育担当 / 庄子 肇: 1994年宮城県生まれ。情報系の大学を卒業後、スタートアップベンチャーにエンジニアとしてジョイン。Webサービスのディレクター兼エンジニアとして経験を積んだ後に、ベンチャーSES企業に転職。数々の常駐先を経た後、GIGにジョイン。現在は受託開発兼自社CMSお手伝いさんを担当。

庄子さんが当日使用したスライドはこちら。

GIGでは動画教材や書籍本を使っての研修を行っており、研修を受けた後は課題として社内システムの開発に取り組んでもらっています。

今回は教育担当の庄子さんから、研修を行ううえで山際さんと約束した3つの取り組みについてお話してもらいました。

  1. 質問しやすい環境づくりの一環で、わからないことを共有しやすくする分報チャンネルの導入

  2. Gitなどの開発ツールに慣れるため、ステージごとにアウトプットを共有する

  3. 研修のまとめとして社内ツールの開発を実施

「未経験エンジニアにとって質問をしやすい環境を作ることが重要だ」と語る庄子さん。

確かに入社したてだと「これ、質問して良いのかな……」という意識を持ってしまいがちです。教える側が、質問するハードルを下げることの大切さを学べる内容でした!

完全業界未経験エンジニアが研修を通して感じた3つのGoodと2つのBad

続いて、山際さんが登壇し上記3つの約束に取り組んでみて良かったこと、改善の余地ありと思ったことを教えてもらいました。

山際 晋平(やまぎわ しんぺい):サーバーサイドエンジニア。学生時代はゴリゴリの体育会。卒業後、大手メーカー企業に就職し工場の管理を行う。ITに無関係な職種で、ITに詳しい人がいなかったので自分でプログラミングを勉強。どっぷりハマりジョブチェンジ。2019年11月中旬に、未経験からGIGにジョイン。

山際さんが当日使用したスライドはこちら

【良かったこと】

  1. 気軽に呟ける分報チャンネルがあることで、気を遣わずに質問ができたこと

  2. 実務のように、ヒアリングしながら課題を洗い出していく社内システム開発に携われたのは実務さながら

  3. アウトプットをすることで、勉強したことの復習かつ、理解できていない点を洗い出せたこと

【改善の余地ありと思ったこと】

  1. エラーが出た際の対応方法も研修で学べたらよかった

  2. 文面でもわかりやすく伝えられる非同期コミュニケーションの方法を学べたらよかった

山際さんは、研修が終わった今も積極的に学習を進めており、現在アサインされている案件でも活躍しています!

ケース2. 竹内さんと高岡さんの場合

1年目エンジニアがプログラミングスクール卒業生を教育する際に意識した2つのポイント

未経験からエンジニアマネージャーまで成長した竹内さんが立てた育成プランを、どのように進めていったのか高岡さんに語ってもらいました。

教育担当 / 竹内 諒:サーバーサイドエンジニア。大学時代には教育系ベンチャーでインターンなどを行う。卒業後、大手企業向けソフトウェアメーカーに営業として入社するも、Web開発をしたいとの想いからジョブチェンジ。2019年2月、エンジニア未経験でGIGにジョイン。

竹内さんが当日使用したスライドはこちら

エンジニア未経験でGIGに入社し、わずか1年でマネージャーとなった竹内さん。自身の経験を通して未経験エンジニアの教育について話してもらいました。

研修内容としては動画教材や本を使ったものですが、竹内さんは研修を進める上で工夫したポイントとして、以下の2点を挙げました。

  1. 学習効果が出るにはタイムラグがあるため、成功体験を積むために一つの言語に絞って学ぶ

  2. わからないことは、自分で検索し説明してもらう

説明することによって記憶が定着しやすく、さらにどこがわからないのか理解したうえで解消するため効率的に学習を進めてもらうことができたそうです。

これは非エンジニア職種にも活かせそうなポイントですね!

研修で社内ツール(シャッフルランチアプリ)を開発した感想

続いて、高岡さんが研修を通して実際に開発した社内ツールを紹介してくれました。

高岡春樹(たかおか はるき):サーバーサイドエンジニア。6年間SES企業にてインフラエンジニアとして従事。 客先の折衝やチームマネジメントの経験を積んだ後に、服飾系企業でインターンに参加しながら人生を模索。 社会問題を解決できる手段としてプログラミングの学習を始め、昨年プログラミングスクール卒業後にGIGにジョイン。

高岡さんが当日使用したスライドはこちら

竹内さんから教わった自分で検索し、説明するという勉強方法は以下の点で効果的だったそうです。

  1. わからないことを検索し、仮説を立て、その仮説に対し先輩からアドバイスをもらうことで課題解決力がつく

  2. 検索の仕方が身につき、実業務でも使える

研修課題で開発した社内ツールである「シャッフルランチアプリ」についても話してもらいました。

現在GIGではシャッフルランチ制度を取り入れているのですが、これまでは参加メンバーを手作業で募集・選定していて、けっこう手間がかかっていました……。そんな状況を見た高岡さんが研修課題で作ってくれたのが、、自動で参加メンバーを選定してくれるシャッフルランチアプリ。

実研修で学んだことを社内システムの開発に活かすことで、自身の課題がより明確になったそうです。

高岡さんの開発してくれたシャッフルランチアプリのおかげで、制度の運営がぐっと楽になりました!こういった社内の課題を解決してくれるアプリを作ってくれるのは嬉しいですね。

まとめ

今回は未経験エンジニアと、その教育担当に登壇してもらいました。教育する人の視点、学ぶ人の視点で、それぞれ課題やその打開策が浮き彫りになり、とても学びのある勉強会となりました。

GIGでは未経験からスタートしても、先輩の指導のもと学んでいける環境を整えています。今後もメンバー同士、切磋琢磨しながらスキルアップしていける組織を目指してまいります!

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尾崎 莉緒

株式会社GIGの人事/広報。 2017年GIG入社。 営業→キャリアアドバイザー→2019年12月から人事になりました。 外飲みが好き。