顧客接点が一番多い立場だからこそ、イノベーターマインドで行動する – セールス・工藤遼|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

顧客接点が一番多い立場だからこそ、イノベーターマインドで行動する – セールス・工藤遼

2020-06-26 カルチャー

GIG社員インタビュー第37回目はセールスの工藤遼さんにお話を伺いました。

工藤 遼(くどう りょう):セールス。筑波大学国際総合学類を卒業後、新卒でGIGに入社。デジタル業界で活躍するスキルホルダーとプロジェクトをマッチングするスキルシェアサービス『Workship』にて、セールスを担当。

イノベーションを起こせる環境を求めてGIGへ

――学生時代はどんなことをされていましたか?また大学生活を過ごす上で意識していたことなどありましたか?

勉強中心の大学生活を送っていました。経済学のゼミに入り、実証分析の手法や、そのベースとなる統計学や計量経済学などを学んでいましたね。卒業論文では、人工衛星のデータを用いて国の夜間光とGDPの相関関係を明らかにし、災害が起きた際の地域経済への影響を分析しました。

学生生活で意識していたのは「新しいことに挑戦する」ことです。経済学を専攻したのも、両親が公務員でビジネスや経済と無縁だったので、目新しく感じたのが理由でした。研究の他にも学校の制度を利用してアメリカに留学したり、コンサル企業でインターンしたり。あとは友人と漫才をしたり、バンドを組んで演奏したり。高校まではずっと秋田に住んでいて、部活しかしてこなかったんです。そのため、大学では自分が知らないことや面白いと感じたことに、ジャンルを問わず挑戦するよう心がけていました。

――就職活動は、何を軸として行っていましたか?

最初は幅広く企業を見ようと、大学2年生から業界研究をして、大手からベンチャーまでさまざまなインターンに参加しました。最終的にはスタートアップ企業に絞って就活しましたね。スタートアップに軸を置くきっかけになったのは、ゼミで学んだ経済成長理論とGDPに関する研究でした。

ゼミに所属して最初の講義で、教授がGDPを上昇させるひとつの説を教えてくださったんです。「GDPをあげる方法は、3つある」と。1つめが労働投入量、つまり労働人数と労働時間を増やす。2つめが、資本投入量を増やす。最後の3つめが技術革新、つまりイノベーションを起こすというものです。

現在、日本のGDP成長率は低下しています。国の豊かさを表すとされるGDPの成長が鈍化している現状に危機感を感じ、改善する方法の実現を考えました。

しかし1つめの労働投入量は人口減少によって今後は右肩下がりになるだろうと。2つめの資本投入量も設備投資の原則と資本原毛率の上昇によって減少していく可能性がある。となると、イノベーションを起こすしかないと思ったんです。そこでイノベーションに関する研究や海外の事例などを勉強していくうちに、スタートアップがイノベーションを生む環境として最適であるという結論に至りました。

――イノベーションを起こすことを目標として、就職活動をしていたんですね。スタートアップといっても多くの企業がありますが、GIGを選んだ理由を教えてください。

感覚的な理由になってしまいますが、GIGの雰囲気に魅力を感じたからです。ベンチャー企業には大きく分けて、上司が厳しく一律的にマネジメントする企業と、上司部下関係なくフラットな目線で挑戦していく企業の2種類があると思います。

私は早い段階から裁量権を持って仕事がしたいと考えていたので、後者の企業を探してGIGを受けたんです。入社してすぐ新規事業に関われることに興味を持ったんですが、それ以上に社員の方々の人柄に惹かれました。

面接担当の方が、話を対等に聞いてくれて、自分の人柄や価値観を見てくれているなと感じたんです。就職活動を長くやるなかで、どうしても面接で自分を取り繕ってしまう場面も多かったのですが、GIGの面接では素の自分で話せた気がします。

――入社後、ギャップなどはありましたか?

あまりありませんでした。GIGのブログや勉強会を通じて社内の様子を感じ取れて、かつ入社前に上長や社長と話す機会をもらえたので、企業理解を深めてから入社できたことが大きかったですね。ビジョンやバリューなどの話も直接聞けて、企業のコアに共感してから入社したこともよかったと思います。


セールスマンではなく、イノベーターでありたい

――現在はどんな仕事をしていますか?

GIGの新規事業である『Workship』のフィールドセールスを担当しています。Workshipは、仕事を依頼したい企業と仕事を受けたいフリーランスや副業ワーカーなどの個人を、オンライン上でマッチングするスキルシェアサービスです。個人は気になるプロジェクトに直接応募してやりとりができるので、企業と個人の距離が近く柔軟に関係が築ける点が特色ですね。

Workshipは立ち上げたばかりのサービスなので、私も新人ながら戦略の立案やリード獲得、顧客対応などセールス領域の幅広い業務に携わっています。現在、メインで行っているのは法人営業ですね。お客様のヒアリングからサービスの提案、Workshipでの案件化など、お客様の課題解決を目的として総合的に支援する営業活動を行っています。

――仕事をする上で心掛けていることはありますか?

2つあります。1つめは、個人目標を必ず達成すること。1人1人の目標達成がWorkshipの目的である「やりたいことに挑戦できるセカイをつくる」 ことの実現につながるので、そこは最低限として心がけています。

2つめは、単なるセールスマンではなく“イノベーター”としてお客様と向き合うこと。イノベーターとは、単純に商材を売るのではなく、お客様の課題を把握し、解決に向けたポジティブな改革を起こす姿勢を意味しています。もちろん、自分たちのサービスが改革の手段のひとつになったら嬉しいですね。セールスが一番お客様の声を聴けるポジションなので、お客様のためにもGIGのためにも、イノベーターのマインドを大切にしています。お客様の課題を解決することがGIGの成長にも直結し、社会の発展にもつながると思うので。


何もできなかった自分に信頼を置いてくれた

――GIGの雰囲気はどうですか?またGIG全体やチームにはどんな人がいますか?

とてもメリハリのある職場だと感じています。みんなプロダクトやサービスに関して真摯に向き合って真面目に働いているんですけど、肩の力を抜くときは賑やかです。個人的には働きやすい雰囲気ですね。

またGIGには、エンジニアやデザイナーから、カスタマーサクセスやマーケターなどいろんな職種の人たちがいますが、一人ひとりがプロフェッショナルとして仕事しているなと感じます。技術やスキルはもちろん意識も高く、頼りになる方ばかりです。

新卒で初めて社会に出るときに「誰と働くか」は、企業規模や業務内容よりも人生に影響するところだと思っています。その点で最初の上長である風間さんにはとても感謝しています。何もできなかった自分に信頼を置き、入社数ヶ月で1人で現場に出してもらえたり、仕事の進め方を任せていただいたり。決して放任主義ではなくて、私の性格や意思を理解して尊重してくれていました。困ったときや相談したときには的確なアドバイスやサポートもいただいて。他の会社に入っていたら今の自分はいないです。

――今後、GIGで挑戦したいことを教えてください。

まずは、Workshipの成功とGIGのビジョンの実現に全力でコミットしていくのが当面の目標です。

その上で挑戦したいことでいうと、Workshipをより多くの方々に利用してもらえるように、セールスの仕組みづくりを進めたいです。もっとチームにセールステックやデータ活用を取り入れていきたいですね。これまでどうしても属人的な部分が多かったのですが、これからは個人のスキルに依存しない仕組みづくりができると思います。まだまだ伸び代を感じていますね。

あとはもともとイノベーションに思いがあってスタートアップを選んだ背景があるので、新規事業の立ち上げにいつか挑戦したいです。

――ありがとうございました!!


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