GAS(Google App Script)を活用して業務効率を改善する方法は?現役エンジニアが解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

GAS(Google App Script)を活用して業務効率を改善する方法は?現役エンジニアが解説

2022-01-07 勉強会

こんにちは! 広報の山口真央(やまお)です。

GIGでは毎月さまざまなテーマで勉強会を開催しており、現在はコロナウイルス感染拡大防止のためオンラインにて実施しています。

今回は『LeadGrid』事業部のエンジニア仁井田さんから、「GAS」をテーマにお話いただきました。

下記では、詳しい内容をご紹介します。

■登壇者プロフィール

仁井田 輝(にいだ ひかる)

エンジニア。大学時代、画像認識を対象にした機械学習の研究やISP企業でネットワークエンジニアの仕事に携わる。卒業後、システムエンジニアとしてシステム開発に従事。Webサービスへの興味が高まり、2019年3月GIGにジョイン。


GAS(Google App Script)とは?

仁井田:
まずはGASの基礎知識から。GASは、「Google App Script」の略で、Googleが提供するプログラミング言語のことです。Gmailやスプレッドシート、Google DriveなどのGoogleアプリを連携させ、自動化や業務効率化ができるんです。

GASはツール等の開発環境が不要で、ネット環境があれば簡単に始められるのが特徴。ブラウザ上でスクリプトを作成・実行できるんです。また、PCを起動しなくてもGAS上で「定期実行する時間」「フォームからの問い合わせ」といった実行トリガーを設定でき、時間になったら自動で実行してくれます。基本無料で使えるのもうれしいですね。

GASで業務を効率化できる領域は?

仁井田:
ではここからが本題。GASでは、さまざまなサービスと組み合わせて、業務の効率化が図れます。たとえば……

  • ルーティン作業の自動化
    売上管理のスプレッドシートから毎日の売上を集計し、メールで上司に報告
  • リマインダー
    タスクの抜け漏れ防止のメールを早朝に配信
  • ウェブスクレイピング
    Amazonの売れ筋商品を週に一回取得し、スプレッドシートにためていく
  • Webアプリケーション開発
    勤怠管理ツール

これを聞いただけでも、結構「使えるな」って思いませんか?

でももちろん、GASは万能ではないので、できないこともあります。たとえば、

  • 実行に時間がかかる処理
    最大実行時間は30分、無料版は6分
  • 大容量ファイルを使用する処理
    GoogleDriveは50MBまで、Googleドキュメントは1.5MBなど、制限がある
  • ブラウザを操作する処理
    朝9時にブラウザを立ち上げ、Googleで天気予報を検索する、などはできない

理解して使えば、本当に便利なツールなんです! GASを使った業務効率化の実演も勉強会では行いましたが、ブログではお見せできないので、ぜひGIGに遊びに来た時に声をかけてほしいです!

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山口 真央(やまお)

1995年生まれのフリーランス編集/ライター。GIGの広報をお手伝いしています。 お酒と野球と深夜ラジオとドライブと…と好きなことがありすぎて、結局お酒にもどってくるを繰り返し中。