オウンドメディア制作で抑えるべきポイントは? ディレクターが解説|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

オウンドメディア制作で抑えるべきポイントは? ディレクターが解説

2019-05-16 勉強会

こんにちは。GIGのおすぎです。

先日開催された第27回社内勉強会も前回に引き続き、GIGのconnpassページ上で10名限定で社外の方も参加できる枠を設けました。

当日は真冬のような寒さでしたが、足元が悪い中ご来場いただきありがとうございました!

今回はディレクターの氏江知沙さんが登壇し「初心者向け!メディアサイト制作プロジェクトを進めるために知っておきたいこと」について解説してくれました。

氏江 知沙(うじえ ちさ):ディレクター。大学時代は、北陸地方の地域活性化やコンビニ商品を対象にブランディングの研究や、人材企業のインターンシップ生としてカフェの運営・イベント企画などを行う。卒業後、Web制作会社に入社し約1年を経て、2018年7月にGIGにジョイン。 受託制作の企画・ディレクション・予算管理などに従事。詳しくはコチラ

当日使用したスライドは以下からご覧いただけます。

オウンドメディアの特徴や目的とは?

 今回のモデルケースはオウンドメディア。オウンドメディアの特徴や目的について詳しく説明してくれました。 

氏江:
企業が所有・運営するメディアがオウンドメディアと呼ばれます。既存のプラットフォームを利用する場合と違って、デザイン、記事の見た目、機能などがコントロール可能なのが大きな特徴です。  

要件定義書でディレクターが抑えるべきポイント

氏江:
メディアは運用して価値を届けるサービスなので、長い運用に備えて最低限のことはサクッと終わらせていかに磨き上げる時間を取ることが重要です。要件定義書を作る際にプロジェクトマネージャー・ディレクターがチェックすべき項目がこちらです!



氏江:
参考は『フロントエンドエンジニアから、デザイナーさんに意識してほしい10のこと』のnote。わかりやすくまとめてあったのでおすすめです。

CMS開発のポイント



氏江:
メディアは運用を通して価値を届けるサービスなので、どんなコンテンツを書くのかと同じくらいCMS開発・選択が大事です。正しい開発を行うためには、開発初期からクライアントに入ってもらうのがいいかなと思っています。



氏江:
CMSは従来、開発者は開発に専念して、完成したらお客さんに運用してもらう流れが一般的でした。しかし、今回行なったのはコンセプトアウトの考え方に基づいたCMS開発。社内メンバーだけでなく、運用するクライアントにも開発初期から入ってもらいました。

氏江:
実際に行なってみてのメリットとしては、クライアントが運用・入稿する疑似体験をできるので、ちょこちょこ修正ができたので楽だったというのと、入稿することを自然とイメージする機会があるので必要な素材・図表・モジュールを考えるきっかけを与えられたことです。

氏江:
管理画面って、誰かが作ってくれたから使うものではなくサービスそのものです。良いサービスや良い価値を届けるための唯一の手段だと思っているので、初期から運用メンバーも巻き込んで爆速で回せたのは良かったと思います。


「要望をキャッチアップするのも大事だが、気をつけるべきことがある」と話す氏江さん。

まとめ

氏江:
CMSの設計初期から運用メンバーを入れた結果、要望がめちゃくちゃ膨れ上がってしまいました。要望を受ける前に、ディレクターも開発も一旦立ち止まることが大事かなと思います。

氏江:
PMやディレクターは、言われたことをそれをそのまま開発者に投げるのではなく、お客様が機能追加によって求めていることを一度考えたいですね。制作・開発陣のみなさんも、一緒に考えてもらえたらと思います。

氏江:
その要望が、追々出てくる別の要望と相反するものにならないのか、データベースやセキュリティやSEOにどんな影響を及ぼすのか。もし悪影響があるのであれば、その課題を解決するために他にどんなアプローチがあるのかなどを一緒に考えられたら良いですね。

以前インタビューした制作の坂本さんも同じことを話されていました。しっかりチーム内で知見の共有がされているのですね。

勉強会の後はお待ちかねの立食パーティー!



勉強の後は食事が一層おいしくなります!発表で疑問に思ったことやフィードバックもその場ですぐにできるのでよい流れですね。 ピザ片手に話が盛り上がった夜でした。

GIGでは一緒に働く仲間を募集しています!



GIGでは「一緒に成長していきたい!」と意欲のある仲間を募集しています。

興味のある方は、ぜひ下記採用サイトよりご連絡ください。

■株式会社GIG
お仕事のお問い合わせはこちら
採用応募はこちら(GIG採用サイト)
採用応募はこちら(Wantedly)

話を聞いてみたい方も歓迎です。お気軽にご連絡ください!

GIG BLOG編集部

株式会社GIGのメンバーによって構成される編集部。GIG社員のインタビューや、GIGで行われたイベントのレポート、その他GIGにかかわるさまざまな情報をお届けします。