【専門家解説】記事監修の効果とは?コンテンツSEOにおける重要性|東京のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社GIG

【専門家解説】記事監修の効果とは?コンテンツSEOにおける重要性

2023-11-14 勉強会

こんにちは、株式会社GIG広報の泉です。

GIGでは月に一度“全社定例”があり、各事業部の予実状況の発表や新メンバーの紹介、各期MVPの授賞などが行われています。

また、知識の共有を大切にしている弊社は、全社定例に勉強会「GIG Update Pitch」を組み込んでいます。仕組み化や生産性向上のナレッジを全社に広げることを目的にしており、扱われるテーマはマーケティング、プロセス改善、エンジニアリング、業務改善などさまざまです。

今回は、メディア事業部の齊藤 颯人さんによる「コンテンツSEOにおける“監修”の重要性」を記事化。監修の効果について詳しく説明します。

マーケターや編集者の方などメディア運営、コンテンツSEOに関わる方はぜひご覧ください。

■登壇者プロフィール

齊藤 颯人(さいとう はやと):大学3年次に学生フリーライターとして独立。卒業後は新卒フリーランスとして活動し、2020年秋に業務委託でGIGにジョイン。Workship MAGAZINEでの記事執筆・編集などに従事し、2023年4月に社員転換。7月にはWorkship MAGAZINE 3代目編集長に就任。マネー系記事を書くこともあるほか、FPとしても独立しており、FP事務所『トージンFP事務所』を設立。執筆のほか、記事監修も行う。

コンテンツにおける監修とは


そもそも監修とは、一般的に「書籍や記事、映像などのコンテンツをチェックし監督すること」を指します。

監督が必要になるのは、素人の方には分からない専門性の高い分野になります。そのため、「監修者」はその道のプロであることが求められます。たとえば、医師や弁護士、税理士などが該当するでしょう。

GIGが運営するWorkship MAGAZINEでは、以下のインボイス制度の解説記事など専門性が高いものは、弁護士や税理士の方に監修を依頼しています。

監修記事例:【税理士監修】インボイス制度の影響とは。売上300万のフリーランスは収入が20〜30万減る?

コンテンツSEOにおける監修の効果

「監修の効果」としては、誤情報の防止や炎上のリスク回避など、言うなれば「守りの効果」を思い浮かべる方が多いと思います。

しかし実際には、監修は「攻めの効果」も持っています。監修によって専門性の担保された高品質なコンテンツを作ることは、検索エンジンにおけるランキングを上げることにも繋がるのです。

前段として、SEOの基本的な話をさせてください。昨今では、「記事内に検索キーワードをたくさん入れ込む」といった小手先のSEO対策が通用しなくなってきており、純粋に良いコンテンツが評価され検索結果の上位を獲得するようになっています。

その一方で、コンテンツ以外の部分で順位が決まってしまう部分も多く、ジャンルによっては検索上位を獲得するのがかなり難しい分野もあります。

その難易度の高い領域の代表が、いわゆるYMYLと区分されるものです。これは、人の幸福や健康、お金に関する情報のジャンル。Workship MAGAZINEでいうと、個人事業主向けの給付金や法律解説の記事が難しいと言われています。


それでは、このジャンルで検索上位に表示されるには何が必要なのか。基本的な条件として求められるのが、Googleが提唱しているE-E-A-Tを満たすことです。


E-E-A-Tを満たす方法はさまざまですが、ジャンルに特化したメディアを作ったり、大手メディアに被リンクをもらったりなど、どれも手軽にできるものではありません。

そのなかで、比較的取り組みやすいのが「監修」なのです。確かな経験・専門性・権威性・信頼性のある専門家に監修を依頼することで、E-E-A-Tを一人で満たすことができます。たとえば、以下の監修者(例)のプロフィールを見てください。

例)山田弁護士のプロフィール

山田法律事務所の代表。慶應義塾大学法学部を卒業後、司法試験に合格。大手企業の法務部に勤務し、多くの契約書や訴訟案件を担当。2010年に独立して山田法律事務所を開設。専門は民事訴訟と企業法務。

これは例としてAIで作成した架空のプロフィールですが、経験も豊富で、専門性も権威性もある人だとわかります。こういった方に監修してもらうと、それだけでE-E-A-Tを満たしやすいんですよね。

(※今回は例としてAIを使いましたが、架空の専門家を立てて監修を依頼した風に見せるのは絶対にNGです!)

専門家に書いてもらうのはダメ?

ここで一つ疑問にあがるのが「そもそも、専門家に書いてもらうのはダメなのか?」という点です。これは実際に発注すると分かるのですが、正直なところ専門家の記事制作はコスパが良くありません。

専門家の方はその領域のプロではありますが、コンテンツ作りのプロではありません。そのため、内容が素人には分かりにくかったり、量をたくさん作るのは難しかったりします。原稿料も高い傾向にあります。

その点、監修は非常にコスパが良い手法です。まず、費用が安い傾向にあります。たとえば、専門家の方に執筆いただく費用が3万円だとしたら、監修は1万円で依頼できるようなイメージです。くわえて、コンテンツはプロのクリエイターが作るため、コンテンツ自体の質も担保できます。専門家側もクリエイター側も、自分の得意分野だけ行うので、工数を抑えつつ、良いコンテンツが作れるんです。


監修によって過去記事のSEO評価を上げられる

Workship MAGAZINEでは、公開後の記事をリライトした際に、あらためて監修をいれることがあります。順位が低迷傾向にある記事を、監修を入れて再度見直すことで、検索上位に返り咲くケースは多くあります。

監修は「攻めと守り」、両方の効果があってコスパも良い非常に効果的な施策です。コンテンツ制作に関わる方は、必ず活用できる場面があると思うので、積極的にご検討ください。

コンテンツ制作なら株式会社GIGにご相談ください

今回のGIG Update Pitchでは「コンテンツSEOにおける“監修”の重要性」をテーマに、メディア事業部の齊藤 颯人さんに詳しくお話いただきました。

株式会社GIGは、ナショナルクライアントからスタートアップまで、Webコンサルティング、UI/UXデザイン、システム開発など、DX支援をおこなうデジタルコンサルティング企業です。

コンテンツ制作にも強みをもち、ご支援したメディアのなかには、PVを9倍にまで成長した事例もあります。

導入事例:パートナーとして伴走した結果、約5ヶ月でPVは9倍へ。「らしさ」を追求したオウンドメディアに成長 | タイミー様

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